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池添 博; 永目 諭一郎; 西中 一郎*; 杉山 康治; 冨田 芳明; 井出野 一実; 濱田 真悟; 鹿園 直基; 岩本 昭; 大槻 勉*
Physical Review C, 49(2), p.968 - 976, 1994/02
被引用回数:24 パーセンタイル:79.67(Physics, Nuclear)F+Tb反応における核分裂過程から放出される核分裂前後の陽子と粒子の数を測定した結果、複合核Wが核分裂の過程でサドル変形する時間スケールは約0.510秒であり、サドルから分離点に至るまでに要する時間は約110秒である事がわかった。これは、核物質の粘性が高い事を意味しているが、さらにサドル点から分離点の距離の短い原子核であるWと、この距離の長いCmのような原子核をくらべてもサドルから分離点に至る時間に顕著な差は見られなかった。
池添 博; 鹿園 直基; 永目 諭一郎; 杉山 康治; 冨田 芳明; 井出野 一実; 西中 一郎*; B.J.Qi*; H.J.Kim*; 岩本 昭; et al.
Physical Review C, 46(5), p.1922 - 1933, 1992/11
被引用回数:43 パーセンタイル:89.14(Physics, Nuclear)Pre-scissionとPost-scission陽子・粒子多重度をO+Au,F+Ta,Au,PbそれにSi+Au,Pb反応の核分裂過程に対して測定した。粒子と核分裂片間の角度相関実験の結果は、pre-scission粒子は主に球形複合核から放出されている事を示している。又Pre-scission陽子と粒子の多重度は、統計モデル計算結果と矛盾せず、核分裂過程の時間スケールに関して、pre-scission中性子多重度データ結果からの推論と合わせると、分裂過程でサドル-シッション間に予想以上、時間がかかっているという結論になった。